26日目

今日はヅカ★ガールという劇団の妖花迷宮を観に行った.音楽や絵画を含めた芸術を自分で嗜むことはないのだけど,観るのは割と好きだ.この劇団も旗揚げ前の団体のときから応援していたけれども,なんかここ6, 7年はひどい忙しさだったのでとんとご無沙汰になってしまった.

 

それはともかく,表現することは楽しいんだろうなと終わってみて思った.相手が人という点ではぼくがやっていることとは似ても似つかないけれども,何かしらの形で自分を出したい,あるいは世の中に何かを問いたい,そういう人・ものは見ていて面白い.一ファンのぼくができることといえばせいぜい観劇に行くことぐらいだし,そもそもそれもご無沙汰だったとはいえ,また応援し始めるのも趣味の一つとしても悪くないな,と思った.

 

いくつかの分からないことが日々を流れ,日常が日常であることを感じる.自分が学生のときにされたこと・してほしかったことをしているつもりだけれども,最近は限界ギリギリまで追い込まないと厳しい.どちらというと,もう限界を突破してしまっている気もする.とはいえ,弱音を吐いても始まらない世界だし,学生にはそれを悟られずに振る舞わねばなるまい.

 

観劇という非日常を楽しむことが,日常を楽しむコツかもしれない.